| 5月27日イベントその2
横山:大変長らくお待たせしてすいませんでした。飲みながらやってるんで段々口が軽くなって来てるんで(笑)二度目の方がいいことがあるんじゃないかと期待して待っていて下さい。よろしくお願いします。
竹谷:本当は僕ここに居るはずじゃなかったんですよ(笑)何か嵌められた間がちょっと(笑)よろしくお願いします。
田口:あまりこういう場に居ることが無いんですけど…緊張してます(笑)よろしくお願いします
川上:JAP工房川上です。竹谷さんが原型をやったザルバ、シルヴァ、あとは劇中の鋼牙、零の衣装の金属部分を作りました。よろしくお願いします。
監督:じゃぁ一部目と違う質問で
●ガロスペシャルでエキストラをガロ市民から募集してくれませんか?
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田口:監督の作品ではよくあることなんですけど、どうなんでしょうか。
監督:エキストラは…ガロ出たい人はいますか?
観客:はーい
監督:じゃぁなんか考えて…
割と僕自分の作品で、応援してくれる人をエキストラで来て頂いて撮影するのは嫌いじゃないんで、ちょっと考えます。
あのー、石丸電気のときに来ていただいた人どんだけ居ますかね?あ、ありがとうございます。あの後小西とか肘井とか、藤田と話して、もうちょっとちゃんと皆さんと、お話の出来る様な会があるといいかなと話したんで。そういうのも、上映会&トークみたいになるのか分からないんだけども、ちょっとそういうの考えたいなと思っていますので。逆にそういうのどんどんやってくれと、東北新社のN条さんがどっかにいるとおもうんで、言って下さい。
●第一話の絵本のアングレイの用意したトラップの赤い装束に、歌舞伎の香りを感じました。そういう古典的なものは取り入れているのでしょうか。
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横山:衣装とかデザインの話ですね。アクションの方では…特に。
監督:槍を使ったんだよね
横山:槍を使ってますね。モチーフ的にそうなんですけど、日本ではどうしてもこう、剣の基本はどんなヒーローがやっても日本刀の立ち回り、歌舞伎から来る立ち回りになってくるんで。それにマークの…マークは中国武術のチャンピオンなんでね。そっちとあわせて、面白そうなものをつまみ食いしてるって感じです。
で、衣装の方は雨宮作品を全部見ると、ああこういうモチーフなのかというのが紐解かれていくと思います。全部見てください(笑)
●電撃ホビージャパン誌上で、外伝について話してもいいという事が有りましたらお教え下さい。
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竹谷:今月末に納める予定なんですけども。第一回。
横山:五月でしたっけ?今。
竹谷:そうですね(笑)それを雨宮さんがこう…謎を加工するんですよね。
監督;ん?それは聞いてないよ(笑)
竹谷:絵っぽくするという…
監督:ああー、俺がやるんじゃなくて、デザイナーさんがやる(笑)
監督:話は…ホビージャパンで、『牙狼
鋼の咆哮 魔戒騎士列伝』というのを来月から連載することになりました。ホントの事いうと今月から連載だったんですけど、ちょっと間に合わなくて、じゃあどうしようかっつって、竹谷と話して、少しお茶を濁そうと(笑)
一応シリーズとは全く全然違う話で、黄金騎士ガロが出来るまでの…鎧の歴史ですね。鋼牙とか全然出てこないんですけども、鋼牙とか零を好きな人も是非見てやってください。なんでああいう鎧が出来たかというのを紐解くという連載です。で、その進化する鎧というのは毎月竹谷君が作りおろすという感じで。
●鋼牙、零のコート製作時においての苦労話がありましたらお聞かせ下さい。また、コートに関して雨宮監督から特に注文があったり、ダメ出しされたことが有るのでしょうか
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YOU-KO:えーと、どうでしたっけ(笑)もう終わってしまうと、喉元を過ぎる取ってやつで、何も覚えてないのが現状なんですけども(笑)今GARO展という事でお店の方でやらせていただいて、久しぶりに戻ってきて、「ああ、こんな風に作ったんだなと」自分で思っている感じです。あまり製作中の…大変だったんですが苦労話という風には記憶していません。あと、ダメ出しと言うか鋼牙のコートの色に関しては、もう少しハッキリした色にしようかなと思っていたんですが、監督の意向で限りなく白くという事で、殆ど白に寄せた形でつくりました。零のコートに関してはかなり任せて頂いているので、色々なところで遊んでます。
そういえば質問の中で「ワッペンのようなものは何ですか」という質問もあったんですが、あれはもう霊が勝手につけたという事で、そういう風な設定にしちゃっています。
監督:零のコートでネタバレじゃないですけれども、基本的にこういうデザインにしようという方向のラフスケッチだけはYOU-KOさんに渡して、実際YOU-KOさんがデザイン画を起こして作るんですけど、零の後ろに丸いエンブレムがあって、あれ実は僕の頭の中じゃなくて衣装が出来てからあったんですよ。で、いつかアレを生かしてやろうかなということで、14話でドリームキャッチャーを出してあの後ろの紋章に物語を作ったって言うのはデザインから発想したエピソードなんですけれども。結構それがカッコいい事だったなというのがあります。非常に完成度の高いというか、かっこいいコートですね。
YOU-KO:そういえばそれで思い出しましたが、零のコートにしても、横山さんがアクション監督なわけで、大変なことになるわけですよ。服が。というので、色々なところにそういう工夫はされています。それはまた改めて会場の方で見ていただければとおもいます。色んな所に隠しファスナーがついていたり等ということをしています。
監督:なんで隠しのファスナーがついているのか説明した方がいいんじゃない?
横山:何が大変かって、何かの雑誌の方で書いてあったと思うんですけど、ワイヤーアクションをやるというのはアクション映画のスタンダードになってますよね。そこで何が問題かっていうと、撮影はほんとに「はい次これ、これをやって次は飛ぶよ」ってやったら10分くらいで撮り終えないとどんどん撮れないんですね。そこで問題になるのが、ハーネスって言う引っ張る服…チョッキを着るんですけど、その上に服を着て、そこから服に穴を開けてワイヤーを通して結ぶって作業があるんですけど、結び方がしっかりして無いと落っこちるわけなんですよ。
監督:落っこちるとどうなるの?
横山:落っこちると、一番ひどいと死にますね。障害が残ったりとか…ほんとにシリアスに危なくなる。それほどの高さじゃなくても落ち方が悪いと靭帯が切れる。そこで、その作業をしっかりやるには、服が大きく開いて手を突っ込めるようにするというのが必要で、両開きのファスナーにしてもらったんです。それが非常に上手くてですね、それは技術力が滅茶苦茶いるんですけども。さすが…YOU-KOさん。それでデザインが崩れないようにするのが大変なんですが、それを「ここにも」「ここにもいれて」と勝手なことを僕が言うのを全部応えてくれて…ありがとうございます。
で、もう一点。今コートの事ばっかり言いましたけれども、インナーですね。特に鋼牙の方。JAP工房が素晴らしいのはやはり革だと思うんですよ。よく川上さんと話してるんですけれども。鋼牙が半年間あれだけ暴れまわって壊れなかったんですね。普通革ってしゃがむだけでも大変じゃないですか。でも伸びるんですね、ピシッと。それでかっこ良くおさまるので、これはほんとに助かりました。
●ガロは今までの監督の作品の中で派手な感じがします。監督の中でこのガロをつくっていく間に何か変化して言ったこと、もの等ございますか?
監督:派手かどうかって言うのは…金色だから派手なのかな。基本的には今まで作った作品と同じ作り方をしてるというか。別にガロが特別では無いんですけど、ずーッと同じ作り方をしてるだけなんですよ。ただ、ガロが違ったのはテレビという事で、反応がすごいダイレクト。一話やって反応が来て、二話やって反応が来るって言うところで、非常に製作者としては身が引き締まっていくという感じで。で、段々…自分を追い詰めるのが好きなんで、崖っぷちに立って後ろに道が無いという状況で後は何をやるかと。ただ一人で崖に立つのは怖いので、横に横山監督がいたりとか、道連れがいれば少し気が安心するという感じでやっていましたね。
●6話でザルバが魔界詩篇というのを詠っているんですが、詠っていたのは第30篇でしたけど、1〜29篇はあるんですか?
監督:あれはね、今日来てないですけど、6話の監督の梶さんが、…ちょっと話が長くなるんですけど、魔戒騎士がいて…鋼牙とか零とか。それで魔戒法師…阿門とか邪美がいて。で、どうも梶監督の頭の中では魔戒吟遊詩人というのがいたらしくて。それで魔戒吟遊詩人が書いた詩なんですというのを言ってくれました。で、僕はそういうのキライじゃないんでOKしたんですけど、たぶん梶監督の頭の中にはあると思います。
●先生の作品にでてくる筆による文字が大好きなんですけれども、書くに当たって何か信念やコツみたいなものはあるんでしょうか。
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監督:コツは…書くだけですね。それで、念をこめるというか。イラストの場合は…、例えば仏像の場合なんかは仏像と仏像じゃないものの差がどこにあるかというと、仏像っていうのは必ず中に生き仏というか、小さい仏様が入ってるんですよ。で念がこめられてるという。梵字とかも、必ず書く前に命点・・・命の点ってのがあるんですけども、命点をつけてから書くっていうのがあって。ちゃんとイラストを描く時だけは、そういうのを少し入れたりはしてますけども。まぁそれでギャラが変わるかというと変わらなかったりするんですけども。まぁ、縁起物ですね。
●鋼牙の家にはホラーの図鑑みたいなのがありますが、アレはどれくらい魔戒騎士に渡っているんでしょうか。後鋼牙はあまり熟読してなかったみたいなんですが…。
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監督:あれは実は元々そういうのがあってもいいのかなと。実は横山監督のアイデアなんですけども。そういう紐解きたいっていうのは。
横山:僕はちょっと映画的に考えちゃって、主人公が調べ物をしてるシーンとかあるでしょ、と。で、こいつは普段何をやってるんだ、というのを一生懸命考えてたんですね。これならいけるっていう風に思えるところがあって。で、インターネットで調べるというのは無いよなと(笑)
で、もともと設定上で魔戒文字って言う魔戒騎士しか読めない文字が有るっていう。じゃあ本も有るでしょ、と。
監督:結構何ページも作ったよね。
横山:何ページも作って、結構写ってないものがいっぱいあるんですけどもね。まぁ、本音で言うと打倒ハリーポッターなとこがありますね(笑)
会場笑い
田口:あの図鑑というか本なんですけど、魔導文字で書いてあって、何が書いてあるか分からないと思うんですけど、全部ちゃんと作ったんですよ。何が書いてるかって。そういう風にしっかり、ガロの現場では作ってましたね。
監督:ちなみにガロの鎧に書かれてる文字の意味は知ってる人います?
質問者:守りし者、呼ばれし者、狩る者?
監督:いやー、残念でした。最初の二つは正解。それは足から体にかけて。で、丸い円盤に書かれてるのは「正しき心」っていうのが書かれてます。それは魔導文字で全部あって、ちゃんと表を見ると解読できるんだけど、そういう所にこだわってやってるというのが、ガロという作品ですね。
●鋼牙のお父さんは大河、お母さんはどうなっているんですか?
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監督:お母さんは死んじゃってますね。ちなみに鋼牙が二歳のときに死んでるんですけども。名前は冴島りんという名前で。色々設定は全部考えて。ただ、劇中でお母さんのお話を紐解くと、シリーズでやりたかったことがぶれてきちゃうんで、一切お母さんの要素ははずしました。はずしたというか、お母さんのことを語らないという冴島鋼牙という設定にしました。何で彼がお母さんのことを語らないかというのも、ちゃんと僕の中では設定を作って、シリーズではとりあえずお父さんの話を、ということで作ったんですけども。全く何も考えてないわけじゃなくて、ちゃんと設定というのは有ります。
●Wikipediaにお母さんの髪の毛が茶色だったために、大河の回の時に大きくなった鋼牙が突然黒い髪から茶色に変わったというのを読んだんですけども。お母さんの髪の色が茶色だったために遺伝したからというような。
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監督:それはね…多分無いと思いますね。お母さんの髪の毛は俺の中の設定では黒い髪で。
質問者:じゃぁどうして茶色くなったんでしょうか?
監督:あれは色々あるんですけど、小西君はもともと黒なんですよ。それで、何を撮るかというとガロという金色のキャラクターを撮ると。それで金色のキャラクターになれるヤツという事で、まぁ安直にいうと金髪なんですけども。金髪にしちゃうと下品なんで、やりたくなかったんですね。ただ、柔らかい感じで暖色系の髪の毛って言うのと、何となくイメージ的に、どんどんこの黄金騎士の鎧を着てくと髪が変色していく、というような感じで、ちょっと茶髪がかってるような感じにしたいなっていうので、ああいう茶色にしたんですけども。もう一つはライバルで零君というのが出て来るのが決まってたんで、彼は黒にしたかったんで、それとちょっと差別化したいなと。そういう感じですね。
それでカンベンしてください(笑)
●魔戒騎士って言うのは名誉職なんですかね?生活をどうしてるのかなという。
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監督:生活は大丈夫ですよ。魔戒騎士っていうのは歴史が古くて、文明が出来たときから脈々と受け継がれてる家系なんですよ。生活はどうしてるかというと、冴島邸の倉庫にある段ボール箱に有る、一つのものをしかるべきところに持っていけば、一年分くらいのお金に換算されるくらいのものを彼らは持ってると。ガロの世界では描いてないんですけど、国家的な規模での援助ってのは実はあったりするので。その辺は、一瞬貧乏そうには見えるんですけど。まぁ無駄遣いは出来ないんですけど、生活は大丈夫なんで、心配しないで下さい。
YOU-KO:同様の事で、零はどうしてるんですかという質問も出ていましたね。
横山:ご指摘のとおりそういうのは監督をやる立場でも凄く悩むんですけど…経済力とか移動手段はどうするのかという当たり前の事ですね。で、零は質素に暮らしてると。目的はホラーを倒すことなので、零君はそのめんどくさい手続きをするのが…人との貸し借りだとか、めんどくさがりなので、なるべく人に会わないところに渡り住んでるというのが正解かなという風に。性格上領収書はもらわないタイプだろうと。鋼牙の場合はゴンザがもらってるみたいです(笑)
じゃんけん
統計学的に最初はちょきを出すことが多いと揺さぶりをかける監督
挨拶
横山:一年前に丁度ガロを撮り始めたんですけど、その頃を振り返ると…こんなにファンの方が来てくれる作品になってほんとによかったなと思っています。作る方に自信が無いわけじゃないんですけども、何とかそれを届けたいと思っています。ガロはまだまだ続いていきますので、是非とも応援の程よろしくお願いします。
田口:番組がもう終わっちゃったんですけども、こうして皆さんに応援していただいて本当にありがとうございます。DVDが出たり、フィギュアが出たり、本が出たり、それからホームページの方も。普通番組が終わったら、ホームページは終わっちゃうんですけども、12チャンネルの方が好意で、あと携帯サイトのほうもありますし。アクセサリーも出ます。あとね、ホビージャパンの方の連載も始まりますんで、ずっと年内は楽しんでいただけるんじゃないかと思っていますんで、これからも応援よろしくお願いします。
竹谷:バンダイからおもちゃが出ます。雨宮さんのおかげでひどい目にあってます(笑)
よければ、買って下さい。よろしくお願いします。
監督:竹谷が作った心滅獣身はでかいんですけども、お店で買うと持って帰るのが多分大変なんで、どっかで…ものすごいでっかいんですよ。猫飼ってる人います?このなかで。その猫が、ちょっと大きい猫が一匹増えたと思ってください。そのぐらいでかいサイズなんで。出来はすごくいいです。おもちゃはまたそれで応援してください。
おかげさまでガロの三巻目が一巻目を超えたんですよ。予約が。いまオリコンのデイリー総合で、なんと10位。1位はキングコングなんですけども。で、この結果をどうとるかというと、多分僕が皆さんにお願いしてて、ガロを見てない人には見せてくださいという風にずーっと言ってて、多分ホントにそういう風にやってくれた皆様がいてくれたおかげかなと思うんですよね。そうでないと一巻目の数字を三巻が越えるということはありえないんで、引き続きまだ見てない人に、今お手持ちのDVDをですね、貸して二巻め以降は買ってねという(笑)
で、最初の、一回目のイベントでは言ったんですけども、実はスペシャルの質問が多かったんですよ。で、あえてスペシャルの質問は選ばなかったんですけども、まだ情報的に言うなと。言うなというのは僕が言ってるんですけども。ただ、タイトルだけお教えします。タイトルは「GARO 白夜の魔獣」というタイトルになります。完全新作になりますので、そちらの方も…どういう形でお見せするかというのを今考慮してますので、引き続きガロの応援を、温かい目でよろしくお願いします。
あと、今日小西とか実は来たがってたんですけども、またみなさんと次回お話できる機会を何らかの形で設けたいなという風には思っていますので、またこういったイベントがあったら今日みたいに、皆さんいい顔できて頂けると嬉しいなと思います。
どうもありがとうございました。
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